数年前から日本でも健康的な甘味料として出回り始めたアガベシロップ。こんなことを言うと驚くかもしれませんが、アメリカでは2010年を境にブームは終わりました。理由は、アガベがそれほど体には良くないと言うことが分かってきたからです。アメリカのナチュラルヘルス業界では「アガベを食べるのは白砂糖を食べるのと全く同じこと」と極端なことを言っている専門家もいますが、どこまでが本当なのでしょうか?

アガベが体に悪いと言われる理由

1.品質管理がしっかりとされていない

主にメキシコなどの発展途上国で生産されているアガベは、品質管理上の問題があるということが知られています。アメリカのオーガニックフード会社Ultimate Superfoodsのロバート・ウイリアムズの調査によれば、テキーラの原料であるアガベの管理には最低でも2組のメキシカンマフィアが関わっており、一般的に出回るアガベシロップのほとんどは生でもなければ高品質でもないとのこと。フルクトース値の特に高いシロップでは、中にメキシコのキャンディが混入していたこともあるとのこと。

2.加工の過程に疑問

「ロー(生)」という食品表示には法律で定められた基準がありません。アガベシロップも「ロー」の表示があるものが多いですが、一般的なアガベシロップの作り方は「60度で約36時間煮込む」らしいので、グツグツ沸騰させて作られてはいないものの、ローフーディストの言うところの「生」(40-46度以下の加熱までok)の状態ではありません。

また加工には劇薬物としても知られるフッ化水素酸を含む各種薬品、食品添加物が使われているという発表もあります。

3.フルクトースの含有量が多い

アガベはGI値が低いことで有名で、最初は「糖尿病の人にも安心」として売られていました。しかし、現在米国糖尿病協会は糖尿病患者は「アガベを砂糖と同じように扱うべき」としています。これについて同協会はアガベの高いフルクトース含有量が最終的には血糖値を上げ、患者の健康に害を及ぼすことを理由にあげています。

アガベのフルクトース値は70-92%と言われています。砂糖やハイフルクトースコーンシロップ(ブドウ糖果糖液糖)のフルクトース含有量は約50%なので、一般的な甘味料の中ではかなり高い数値だと言えます。

(フルクトースの危険性についてはスペシャルレポート「Secret of Sugar」の中で詳しく書いています。無料メルマガ登録の方にプレゼントしていますので、興味のある方はそちらを読んでください。)

アガベの買い方

「高品質」と言われるアガベシロップは透明かごく薄い黄茶色をしています。「オーガニック」「ロー」の表示と、原材料を確認したうえで、販売又は製造元に連絡して、加工過程と加工に使われる薬品の情報を確認してから買うようにしましょう。

まとめ

ナチュラルヘルス業界はもともと「儲からない」業界でした。野菜や果物をそのまま食べるだけの食生活に利益を生み出す余地はないと思われていたからです。しかし、人口の拡大とともに、何もないところからお金を儲ける方法を考える人々が出てきました。有名なところでは「スーパーフード」や「スーパーハーブ」の登場です。

なんでもそうですが、ブームが大きくなると偽物や品質の低い商品が大量に出回るようになります。アガベはこの顕著な例です。「砂糖を食べてはいけない」と学んだ砂糖中毒の現代人にとって、アガベはまさに救世主的な存在として華々しくデビューしました。ハチミツやメープルシロップの様に独特の風味もないので、砂糖の代用品として一気に流行に火が付き、またたくまに一般のスーパーにも並ぶようになりました。

00年代後半、アメリカのビーガンコミュニティでは「で、結局アガベは健康に良いの、悪いの!?」というディスカッションがそこら中でヒートアップしていました。でも、先にも述べましたが2010年を境に完全に収束しました。話し合うだけ話し合った後、結局は「甘味料なんてそこまで重要なものじゃない」という結論に達したんでしょうね。

私自身も、わざわざアガベの生産者に電話してまでアガベシロップを食べたいとも思いません。だって、アガベシロップが人間に必要不可欠な栄養分を与えてくれる訳でもないし、食べなければ死んでしまう訳でもありませんから!

 

PS.皆さんはアガベ食べてますか?
アガベ以外で好きな甘味料は何ですか?

 

 

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