今年も残留農薬や農業の安全性の研究に
特化する非営利団体EWG
(Environmental Working Group)が毎年発表している
Dirty 12(ダーティダズン)とClean 15(クリーン15)の
リストが公開されました。

Dirty Dozenは調査された48種類の
アメリカの家庭で最も良く食べられる野菜や果物の中で
「一番汚れている」と認定された12の野菜と果物のことです。
逆にClean 15は一番「きれい」と判断された
こちらは15種類の野菜と果物です。

調査方法としては、USDA(米国農務省)が
検査した約36,000の食品サンプルの残留農薬量や
農薬の種類を元に、他の要因も考慮しつつ
EWGがランキング形式で発表しています。

ちなみに、USDAの検査では
消費者が普段野菜や果物を食べる時と同じような
状況を作るために、全てのサンプルを
洗ったり、皮を剥いたりしてから使用しています。

また、UADAが使うサンプルは必ずしもアメリカ産ではなく
流通量等によっては輸入品もテストされます。

では早速リストを紹介します。

 

【Dirty Dozen】

1.いちご
2.ほうれん草
3.ネクタリン
4.りんご
5.もも
6.洋梨
7.チェリー
8.ぶどう
9.セロリ
10.トマト
11.パプリカ
12.じゃがいも

 

【Clean 15】

1.とうもろこし
2.アボカド
3.パイナップル
4.キャベツ
5.たまねぎ
6.冷凍グリーンピース(エンドウ)
7.パパイヤ
8.アスパラガス
9.マンゴー
10.なすび
11.ハニーデュウメロン
12.キウイ
13.カンタロープメロン
14.カリフラワー
15.グレープフルーツ

 

いかがでしょうか?

やはり農薬を沢山散布しなければ上手く育たない、
または収穫量の確保が困難だという
野菜や果物は大体決まっているので、
過去数年間を比べてみても、
リストの顔触れに大きな変動はありません。

今年度変わったことと言えば、「ダーティ」リストの
第6位に洋梨が登場していることです。
ちなみに少し前までは20位代でした。

アメリカ産の洋梨の残留農薬量は
2010年~2015年の約5年間の間に
2倍以上にもなっていることが
2015年にUSDAが検査した
668個の洋梨サンプルから分かっています。

(*USDAは毎年同じ種類の野菜や果物を検査する
訳ではないので、EWGは一番新しいデータを
解析して、消費者向けにランキングを作っています。)

 

【リストの活用】

日本の野菜や果物の残留農薬量は
まだアメリカとは少し異なると思います。
同じ果物でも、
育てている品種も環境も違いますからね。
ただ、虫や悪い菌が付きやすい野菜や果物は
大体似通っていると予想されるため
このリストも十分役に立つのではないかと思います。

では、このリストを使って何が出来るのか。

まず思いつくのは、Dirty Dozenにランキングされている
野菜や果物は出来るだけ低農薬や有機栽培の
ものを選んで買うことです。
また、家庭菜園をしている人なら
リストに入っているものを自分で育てると
より効率的に残留農薬を避けられるかもしれません。

一方、Clean 15の方ですが、こちらは節約に使えます。
このリストに入っているものは
オーガニックを選ばなくても大丈夫な可能性が高い
という野菜や果物です。

もちろん有機栽培ではないので農薬は使われていますが
使用量が元々少なくても大丈夫なもの、
もしくは食用になる部分に農薬が残りずらい
そういった野菜や果物です。

田舎の方では低農薬栽培の産直野菜や果物が
直売所などで安く売られることも珍しくありませんが
普通のスーパーで低農薬や有機栽培品を
買うとなると、やはり少し高いですよね。

全部オーガニックを買うのは無理!
という時は、Clean 15に入っているものは
普通のものを買って、Dirty Dozenに入っているものは
極力オーガニックを選らぶようにすれば
少しはお財布に優しいですね。

USDAが発表する各種食品関連の検査結果は
USDAのサイトで誰でも見ることは出来ますが
おびただしい量と種類のデータを
1つ1つ見ていくことは
ほとんどの人にとって現実的ではありません。

1つの野菜や果物に対して
何百個ものサンプルを調査しているので
例えば、玉ねぎについて読むだけで
1日が終ってしまうでしょう。
(実際には数日から数週間かかる
可能性も高いですが・・・)

EWGが情報をまとめて、
さらに消費者向けにランキング形式で
発表してくれることは
とてもありがたいことだなと思います。

元々消費者のために集められた訳ではなくても
政府は消費者にとってとても価値のある
残留農薬関連のデータを沢山持っています。
それは日本も同じです。

ただ、これを政府が消費者に向けて発表してしまうと
特定の野菜や果物が突然売れなくなったりと
混乱を招いてしまうので、中々難しいんですよね。
公開されている情報を消費者が自ら
見に行くしかないというのが現状です。

いつかは状況が改善してくれればいいんですが・・・

ということで、今日はここまでです。
また次回☆


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