豚や牛の骨から作る接着剤が
スニーカーや電子機器に使われたり
昆虫から作られる着色剤やワックスが
食べ物に使われたり。。。
今の時代、100%動物性のものを避けるのはとても難しいので
細かいところは妥協している人も多いと思いますが、
革製品はどうでしょうか?

カバン、靴、ベルト、スニーカー、手袋など。

私も、動物のことや環境のこと
実用性やファッションのこを全てをひっくるめて、
どの選択をするのが一番良いのか良く考えています。

結論から言うと、100%正しい答えや
これがベストという絶対的な選択肢はありません。
それでも、自分の中での「ベスト」を決めたいと
思っている人は多いと思うので、
私が自分にとっての「ベスト」を決めるときに
考えていることをシェアしたいと思います。

 

【動物愛護・倫理問題】

動物の皮をはぐのに優しい方法も何もないと思うし
ヴィーガンの人ならどんな方法でも絶対反対でしょう。
肉食の人なら食用に屠殺(とさつ)される牛や豚の
皮を利用するのなら皮製品も良いのではないか?
という考え方もあるでしょう。

確かに、大半の天然皮革は
食肉用に育てられた牛や役目を終えた乳牛から取られるんですが、
実は、そうではない場合も多々あります。

皮を取るためだけに牛や豚を育てるほど
天然皮革の需要が高いのか?と疑問に思う人も
いるかもしれませんが、これは需要と供給の問題と言うよりは
天然皮革の価値の問題なんです。

例えば、牛の部位の中で一番価値が高いのは牛の皮なんです。
皮だけで牛全体の10%の価値があると言われています。
畜産農家・酪農家もビジネスですので、
一番利益の出る皮に注目して、皮のために牛を育てる
という考え方の会社も自然と出て来るわけです。

もちろん、需要を大幅に上回る牛や豚を育てると
出荷先がなく皮以外の部分が無駄になってしまうので
そんな損をするやり方をする畜産農家はないと思いますが
皮ありきで牛を育てるビジネスをしている人は沢山います。

さらに、本皮の中でも柔らかいものは人気がありますが
あれらは生まれたての子牛や酷いものでは
まだ生まれていない牛を母親のお腹から取り出し
皮をはいで生産されています。

もちろん、子牛や子羊の肉は高く売られる訳ですが
子牛や子羊の皮はもっと高く売れますので
皮目的で子牛や子羊の飼育に携わる農家や会社も必ずあります。

こういった背景から、
天然皮革が100%食肉牛や乳牛を屠殺する際の副産物である
ことは中々難しいと言えるでしょう。

【環境問題】

合成皮革の方が環境に良いかどうかという議論は
昔からあるものですが、決定的な答えは未だ出ていません。
というのも合成皮革の製造にも色々な方法があり
簡単に2つを比較して優劣を決められるものではないからです。

大量の牛や豚を育てることは地球にとってとても負担の重いことです。
温室効果ガスであるメタンを大量に放出しますし
与えられる抗生物質や糞尿で水や土も汚染されます。
もちろん、飼育される動物の置かれる環境も
悪質な場合がほとんどです。

また、動物の皮を加工する作業には
沢山の化学薬品が使われるため
この点でも環境には良くありません。

しかし、一度消費者の手に渡ってしまえば
天然皮革製品の方がエコである可能性もあります。
手入れをすれば長持ちしますし、
高価なものが多いので、特にかばんなどは
壊れても修理して使う人も多いでしょう。
元々の価値が高いので、自分が使わなくなっても
譲ったり売ったりしてリサイクルされる場合も多いですね。

一方の合成皮革製品は、
「使い捨て」になるパターンが多いと思います。
元々の価値が低いのでリサイクルも難しいですし
通気性が悪く本皮の様に使えば使うほど良くなる
という性質もありませんので、すぐ駄目になって
買い換えて終わりになるのがほとんどではないでしょうか?

また合成皮革もピンキリですが、
こちらもほとんどの製品には沢山の化学薬品が使われ
土には消して返らない原料で作られるのがほとんどですので
捨てられた合成皮革製品のゴミ処理が容易でないことは
想像に容易いことです。

 

【私のやっていること】

このように、天然皮革と合成皮革は
その良し悪しを細かく調べれば調べる程混乱し
結局どうすれば良いのかが分からなくなってきます。
現状としては自分が「何を重んじるか」で判断して
出来る範囲で努力するのでよいと私は思っています。

ここで、私がどうしているかを正直に話しましょう。

今使っているお財布は合皮。
持っているカバンは頂いた1つを除いて全て合皮。
「皮」靴は全体の1/3が本革。
スニーカーは全体の1/3が本革。
ベルトは全て合皮。

人に本革製品(カバンなど)を
記念日等にプレゼントすることもたまにあります。

実用的でなく、すぐ使えなくなる流行り物デザインの
天然皮革のカバンや靴は絶対に買いませんが
私はヴィーガンではないので、自分自身の皮製品の使用を
100%禁止している訳ではありません。

既に持っているものはこれからも大切に使うと思います。
頂いたものなどで、自分ではあまり使わないものは
コンディションが良いうちに寄付します。

あと、ヴィーガンレザー(合成皮革)を買う時は
動物だけでなく、環境にも優しい製品なのかを必ずチェックします。

天然皮革製品を購入する際は「皮の出所をしっかりとチェックして」・・・
と言いたいところですが、私はそこまではやってません。
実は、昔はそういうことも気にしていましたが
最近では自ら天然皮革の製品を買うことが本当に少なくなり
購入の目的もプレゼントや
自分へのご褒美(私はスニーカー中毒です汗)などの
特別な機会のみですので
相手や自分が好きなブランドやメーカーで選んでいます。

これが私の見つけたバランスです。
元々物を出来るだけ持たないシンプルライフを目指しているのもあり
カバンや靴を買う回数も一般の人より圧倒的に少ないので、
皮の出所や人工皮革のリサイクルで悩むより
私はそういう角度からエコに貢献していこうと思っています。

もちろんこれは私のやり方であって、
動物、環境、実用性、ファッション、ライフスタイル
人それぞれ大切に思っていることは違いますよね。
また、例えば仕事柄フォーマルな服装をする人の中には
靴やカバンをあまり持たないということが
難しい人も沢山いると思います。
みんな、置かれている状況も違う訳です。

革製品を持てばヴィーガンコミュニティから
バッシングを受け、人工皮革にこだわれば
そっちの方がむしろ地球環境に良くないとののしられる。
だからと言って、全ての革製品を
「布」で置き換えることが出来ないのが現実です。
そんな中で、自分自身のバランスを見つけて
出来る限りで努力していけば十分だと私は思います。
あなたの想いが環境保護に向いているということは
それだけで価値のあることなんですから。

今日はここまで。
また次回☆

 

LOTS OF LOVE,
SATORI X

 


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