「リーキーガット症候群」という言葉を
聞いたことがありますか?

リーキーガットとは
腸内の壁を作る細胞の間に隙間が出来
そこから未消化の食品、バクテリア、
体内の老廃物等が流れ出す症状のことを言います。
リーキー(Leaky)とはLeak(流れ出す、垂れ流す)
という単語の形容詞で、ガット(Gut)は腸なので
リーキーガットには、「垂れ流しの腸」
というような意味があります。

ほとんどの場合、このリーキーガット症候群は
クローン病や潰瘍(かいよう)性大腸炎などの
炎症性腸疾患や、自己免疫疾患である
セリアック病などを患う人に起こる症状ですが
実は、現代人の中には持病を持たない人でも
リーキーガットを経験する人が少なからずいるんです。

一般的な西洋医学の医師を受診して
「リーキーガットですね~」と言われることは
まずありませんが、ホーリスティック医療や
栄養医学の知識のある先生によれば
リーキーガットの症状に悩む人は年々増加し
最近では子供がリーキーガット症候群と
診断されるケースも増えてきていると言います。

食品やバクテリア、老廃物などは
腸の中にあれば何ら問題のないものですが
一度腸壁を通り越して血液中に流れ出してしまえば
体にとって異物/毒/敵でしかありません。

腸から異物が流れ出すと体内に炎症が起こるので
腹痛、便秘、下痢、ガスなどお腹周りの問題だけでなく
食品アレルギー、花粉症、皮膚炎などの
炎症系の症状の悪化、また体が過敏状態になるので
今まで食べられていた食品が食べられなくなったり
生理痛が酷くなることもあります。

さらに、場合によっては、本来ならばないものが
血液中に存在する状況に体が混乱し
免疫系が過剰反応し、異物と同時に
自分自身の健康な細胞や組織までもを
部外者のごとく攻撃し始めることもあります。
これが酷くなる、または慢性化することで
自己免疫疾患になるという説も有力視されています。

 

【リーキーガットの原因】

最近の子供に異常なまでに食品アレルギーや
特定の物質に対する過敏症、
花粉症、喘息などの症状が多いのも
その原因の1つはリーキーガット
ではないかと言われています。

実際に、アレルギーで日常生活も
ままならない様な大人や子供を検査すると
リーキーガット症候群と診断される確率は
極めて高いと言われています。
もちろん、それだけが原因ではない場合が
ほとんどですが、どうして現代人は
こうも多くの人がリーキーガットを
患ってしまうのでしょうか?

簡単に言うと、リーキーガットの原因は
現代的な食事や医療、生活習慣です。
人によって原因は異なり
1つの原因を特定することも出来ません。
ただし、やはり数ある原因の中にも
特に有名なものは存在します。
代表的なものをあげてみました。

★便秘
慢性的な便秘を放置しておくと
そのうち蓄積した「毒」が腸壁を刺激し
腸壁細胞の隙間を押し広げる可能性が
あると言われています。

★腸内菌のバランスの崩れ
悪玉菌が増え過ぎると腸内が炎症して過敏になり
リーキーガットの原因になると言われています。
またカンジダ菌など特定の菌が増え過ぎた場合にも、
リーキーガットの引き金になると言われます。

★ストレス
正常な脳と腸との交信は慢性的ストレスによって
乱されることが分かっており、
ストレスがしっかりとコントロールされていない
状況が続いてしまうと、腸の浸透性にも
影響があると考えられています。

★抗生物質
長期間、または頻繁な抗生物質の使用は
腸にとって有益な菌まで殺してしまいます。
特にプロバイオティクス(善玉菌)を増やす
努力なしに抗生物質を摂取した場合には
悪玉菌が増え過ぎて腸の炎症を加速します。

★非ステロイド性抗炎症薬
イブプロフェンやアスピリンなどの
鎮痛剤や解熱剤は体の炎症を抑えるために
服用されますが、体内での分解が難しく
長期使用や集中的に使用すると
小腸を過剰に刺激してしまう場合があります。

★アルコールの過剰摂取
アルコールは大量に摂取すると
腸の浸透性を高めるだけでなく
腸内の炎症をコントロールするホルモンの
働きを阻害したり、栄養分が血中に
吸収される邪魔をするとも言われています。

★特定食品の摂りすぎ
加工食品や砂糖など自然界に存在しない食べ物の摂取が
腸の健康を損なう原因になるのは当たり前ですが
その他にもリーキーガットの原因になると
言われている食品があり、主には穀物と豆果類です。
また、その中でも特に注目されているのが「グルテン」です。

グルテンとは植物性のタンパク質の一種で
現代人の食卓に上る食品の中では
主に小麦、ライ麦、オオムギに含まれています。

 

【グルテンとリーキーガット】

最初に言っておきますが、グルテンがここまで
悪者になっている背景には
三食+おやつの全てがパンや麺類という
現代人にありがちな腸にとっての負担が
極めて重い食事のあり方がベースになっています。

グルテンにアレルギーがなく
出来るだけ小麦を食べない生活が出来ていれば
「小麦は腸を溶かす」とパニックになって
今日からグルテンフリーの生活を
徹底する必要は特にありません。

それを踏まえてグルテンについて話すと
グルテンとはラテン語のグルー(のり)から
来ている言葉ですが、水分を吸収すると
その名の通り伸縮性のあるボンドのような状態になる物質で、
パンやケーキをうまく膨らませて膨らんだ状態をキープする
ような働きがあります。

この粘着性が実は腸にとっては良くないと言われています。
食べ物同士をくっつけて便秘を引き起こしたり
他の食品の栄養分が分解吸収される妨げに
なる可能性があるとする研究も発表されています。

つまり、グルテンを含む食品を食べ過ぎると
腸内環境が荒れる可能性が高いんですね。
そして、腸内の健康が乱れたままの状態が続くと
次第に腸壁は傷ついて炎症し
さらに元々アレルギーを持つ人が多い
グルテン(小麦)が未消化のまま腸壁を超えて
血中に流れ出すと、免疫系統はびっくりして
自分の腸壁細胞までもを攻撃してしまうという
最悪の事態が起こるというわけです。

まぁ、これが
「グルテンは腸を溶かす」
「小麦でリーキーガットになる」と
世間で騒がれている所以です。

また、このリーキーガットを放置すると
グルテンが一切消化できない
「セリアック病」になる可能性もあるとされ
小麦が食べられないと外食も難しいような時代なので
益々グルテンに対する不安が広がっています。

 

【結局のところ・・・】

まとめると、腸に優しい食事をして
適度な運動をし、ストレスがしっかりコントロール
出来ていれば、リーキーガットの心配は
まずないということです。

あと、「グルテン=リーキーガット」と
思っている人も多いわけですが
実はグルテンを含む小麦の摂取は
沢山あるリーキーガットの原因の
1つに過ぎないということです。

100%グルテンフリーの食事にしても
ほかの事で腸に負担がかかっていれば
リーキーガットになる可能性は十分あります。

パレオダイエットやグルテンフリーを
推しているような食品会社は
こぞって「穀物・小麦こそが腸の敵」と言った内容の
記事を書いているので、惑わされすぎないように。

しかし、現代の小麦が昔の小麦に比べて
グルテンを多く含んでいるというのも事実です。
小麦は、食用植物の中でも
過激な品種改良で有名な食物です。
なので、食べ過ぎは本当に注意が必要です。

すでに健康的な食事と生活が出来ている人は
+αでグルテンフリーに挑戦するのも良いと思います。
体調がさらによくなる可能性も十分ありますからね。

健康な生活を始めたばかりの人は
まずはパン類と麺類を出来るだけ
食べないようにして、より栄養価の高い食品で
お腹を満たすことからスタートですね。
無理して「グルテンフリー」に挑戦しても
グルテンフリーの加工食品なんかは
下手したら普通の全粒粉のパン類や麺類よりも
腸の健康に悪い可能性もありますからね。

そうそう。もし小麦製品を食べるなら
やはり全粒粉で作られた物の方が良いですよ。
全粒粉の方がまだ繊維質やミネラル分が残っているから
というのもありますが、実はグルテンは
小麦の「胚乳」の部分に含まれているので
表皮や胚芽を含む全粒粉の方が白い普通の小麦粉に比べて
グルテン含有率が必然的に低くなるんですよね。

私個人的には、
やっぱり夏はそうめん食べますしね。
特に長期的なグルテンフリー生活をする予定はありません。
ただ、出来るだけ腸に優しい生活を心がけたいと思っています。

だって、変な話ですが、
というか腸に感情はないかもしれないけれど、
やっぱりかわいそうじゃないですか?
私たちの食や生活習慣が悪いせいで
腸壁に穴が開いてしまったら。

きっと痛いと思いますよ。
しかも、一生懸命仕事をしても、
勝手に未消化の食品が流れ出していたら
思うような結果も出ないし、苦しいと思う。

ということで、リーキーガットも
他のことと同じでやはり
出来るだけ体の声を聞いて
優しくしてあげることが防止するための
鍵ではないかなと私は思っています。

あなたはどう思いますか?

 

LOTS OF LOVE,
SATORI X

 


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