phytochemical

ファイトケミカルやフィトケミカルと言う言葉を
聞いたことがある人も多いと思いますが
これは植物中に存在している天然の化学物質の総称です。

Phytochemical。
Phytoはギリシャ語で「植物」
Chemicalは英語で「化学物質」
私はギリシャ語は分かりませんので元々の発音は知りませんが
英語圏では人によってPhytoをフィトと読んだりファイトと
読んだりします。つまりは同じものです。

日本では「ファイト」のほうが響きが良いので
浸透率が高いかもしれません。

一言にファイトケミカルと言っても
地球上には今分かっているだけでも4000種類もの
植物性化学物質がこの名前で呼ばれています。
役割も多種多様で、例えば色素を作ったり、
植物を害虫や病気から守ったり
「日焼け」による細胞損傷を防いだり
植物の健康維持には欠かせないものです。

有名なもので言えば
ベータカロチン、フラボノイド、フィチン酸、ポリフェノールなど。

例えば植物中のポリフェノールは
オーキシンと呼ばれる植物の成長ホルモンのコントロールをしたり、
葉をUVダメージから守ったり、
果実が熟すタイミングを合図したり
有害な菌への感染・繁殖を防止したり・・・
本当にさまざまな役目を担っています。

このように植物にとってはなくてはならないのが
ファイトケミカルですが、人間はどうでしょう?

ファイトケミカルはビタミンやミネラルと違い
なくても人間の生命維持には問題がないとされています。
と言っても、普通の食事ができる健康な人であれば
野菜や果物を全く食べない人はいないでしょうから
ファイトケミカルは少なからずとも
人間の体内には入ってくるんですけどね。

どちらにせよこのファイトケミカルは
人間がただの「病気じゃない」状態ではなく
病気を寄せ付けない「オプティマムヘルス」を実現し
体のポテンシャルを出し切るためには欠かせないものだ
と言うのが最近の専門家や研究者の考えです。

植物の健康に欠かせないファイトケミカルが
人体にも良い影響を与えることは
ラボの実験だけではなく
特定のファイトケミカルを多量摂取する民族を
追いかけた研究等でも裏付けられています。

こんなことは私が言わなくても
今の「抗酸化物質ブーム」を見れば
ファイトケミカルがどれだけ
一般人の間でも注目されているかが分かります。

そう!ファイトケミカルの中でも特に
人間の健康への貢献が大きいと考えられているのが
抗酸化力のあるもの、つまり抗酸化物質なんです。

「ファイトケミカル=抗酸化物質」とみなして
話をする人もいるぐらいです。

第7の栄養素とも言われるファイトケミカル。
どのように取り入れていけばよいのでしょうか?

 

【ファイトケミカルの取り入れ方】

まずは食事を正して
人間の生命活動に必要不可欠な
ビタミンやミネラル類が十分に行き渡っていることが重要です。
ビタミンやミネラルが欠乏していると
いくらファイトケミカルを摂取しても
ネットで騒がれているような健康効果は得られないでしょう。

ファイトケミカルと言えば
ワインのポリフェノールや緑茶のカテキンや
ブルーベリーのアントシアニンなどが有名で
確かにテレビで紹介されるような食品には
特別たくさんのファイトケミカルが含まれているわけですが
例えばりんごにもカテキン、数種のクェルセチン、
没食子酸などがちゃんと含まれています。

 

<ファイトケミカルを多く含む野菜・果物の例>

★カロテノイド(βカロチン、リコペン、ルテイン、ゼアキサンチン)
にんじん、トマト、濃緑の葉物野菜

★フラボノイド
りんご、柑橘類、たまねぎ、大豆、コーヒー、お茶

★ポリフェノール
緑茶、ワイン(主に赤)、ベリー類

★フィチン酸
オーツ、玄米、小麦、ライ麦等の糠
大豆

★インドール
ブロッコリー、キャベツ、ケール

ファイトケミカルで有名になっている食品をプラスαで
取り入れるのはとても良いことですが
バランスの取れた野菜大目の食事をしていれば
結構いい量のファイトケミカルが
自然と体の中に入ってきます。

まずは食べる野菜の量と種類を増やすことが
ファイトケミカル摂取を考えたときに
1番最初にするべきことで、
それが出来たら特定のファイトケミカルに注目して
意識してそれを多く含む食品を取り入れてみるのも良いでしょう。

 

【ファイトケミカルを野菜・果物から取り入れるコツ】

(1)野菜や果物は出来るだけ生で食べる
ファイトケミカルは熱に弱いので
サラダやグリーンスムージーなど
野菜や果物を生で食べる機会を増やすことが重要。
ほうれん草等に含まれる水溶性のシュウ酸が気になる人は
さっと湯通しすればでファイトケミカルを失うことなく
シュウ酸を流出させることが出来ると言われています。

(2)皮ごと食べる
ファイトケミカルは皮や糠などの
捨ててしまうことが多い部分に沢山含まれています。
りんごの場合もファイトケミカルのほとんどが
皮の中に存在していますので
有機栽培品を皮ごと食べるのがポイントです。

(3)冷凍してもOK
冷凍野菜は新鮮な野菜の栄養分の大半を
閉じ込めて保存出来るのが便利ですが
ファイトケミカルに関してもその多くが
失われずに保存されると言われています。

野菜や果物を特売で買った時や
沢山いただいた時は迷わず冷凍しましょう。
缶詰は避け、「ロー」でない
ドライフルーツや乾燥野菜からも
ファイトケミカルの摂取は難しいと思ってください。

 

【サプリメントは効き目があるの?】

こんなに注目されているファイトケミカルですから
もちろんサプリメントも出回っています。
しかし、今現在植物中のファイトケミカルを
100%忠実に再現しサプリの形にする方法は見つかっていません。
なので、市販のサプリの「効き目」や
信憑性は確かなものではありません。

かなり注目されている分野なので
数年のうちに食品科学者が製品化に成功する可能性もありますが
今の時点では「サプリから摂取」という選択肢は
ないのと同じだと考えてよいでしょう。

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか?
最近、ビタミンやミネラル以外の
「栄養素っぽいもの」が沢山出てき過ぎて
戸惑っている人が多いようでしたのでまとめてみました。

今現在注目を浴びている「栄養素っぽいもの」は
その大半がファイトケミカルに分類されます。
そして、その多くは抗酸化物質と呼ばれるものです。

「ファイトケミカル」とカタカナで書かれると
やたら新しく革新的ななもののように聞こえますが
実は大昔から私たちは食べ物を通して
このファイトケミカルを摂取し
長い間お世話になってきています。
緑茶のカテキンなんて良い例ですよね。

人間の食に関しては科学の方が遅れている場合が多く
野菜や果物も最初はビタミンとミネラルの為だけに
食べるものだと思われていて、一時期は
「サプリメントだけでも十分なのではないか?」
なんて考え方さえあったぐらいですが、
そのうち食物繊維がとても重要であることが分かりました。
そして今はファイトケミカルが注目されています。

植物というのはやはりホールフードとして食べてこそ
その中に宿る植物の生命力を余すところなく
受け継ぐことが出来るものだと思います。

大地が与えてくれているものに感謝して
それを素直にそのまま頂く。
昔は当たり前だったけれど、
今は難しくなっている事の1つかもしれません。

それでは、また次回☆

 

 

LOTS OF LOVE,
SATORI X

 


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