ミネラルオイル(鉱物油)は肌に良いの悪いの?ガンになるって本当?

こんにちは、Satoriです!

化粧品の成分を気にする人や、DIY化粧品を作る人は、ミネラルオイルについて気になっている人も多いのではないでしょうか?

いかにも肌に優しそうな名前ですし、色んな化粧品に入っているんですが、実は安全性の面で賛否両論のある成分です。

今日は、ミネラルオイルについて、アツく語っていきたいと思います!

ミネラルオイルって何?

ミネラルオイル
Photo by Sarah Gualtieri on Unsplash

ミネラルオイルは、日本語で言えば「鉱物油」になりますが、石油からガソリンなどの、石油を原料とするさまざまな製品を作る際の蒸留作業中に排出される副産物です。

透明無味無臭のオイルで、大量に排出されます。

未精製、または軽く精製されたミネラルオイルは、自動車や機械用の潤滑油などに使用されます。

さらに精製されたものは、フライパンのノンスティック加工、革製品(野球のグローブなど)のコンディショニング剤、木製まな板のコーティング剤、金属の酸化防止剤などにも変身します。

そして、このオイルを超高純度に精製したものは「コスメティックグレード」と呼ばれ、化粧品やパーソナルケア用品に使用されます。

アメリカでは、普通にホームセンターやドラッグストアなどで売られています。

ワセリンと同じものなの?

ミネラルオイルは、厳密にいえばワセリンとは少し違います。

ワセリンは、石油の採掘作業中に出る副産物が原料です。

これを極限にまで精製したものが、「白色ワセリン」などと呼ばれ薬局で売られている保湿剤になります。

ただ、どちらとも石油由来の製品であり、成分的にも酷似しているため、人体や肌への危険性が語られる場合には、同じものとして扱われる場合がほとんどです。

ミネラルオイルには発がん性があるの?

今のところ、コスメティックグレードのミネラルオイルの発がん性を証明する研究はありませんので、常識的な範囲内での仕様であれば心配はいりません。

ただ逆に、何世代にもわたって日常的に使用し続けた場合の安全性についても、確証はありません。

たまに「石油は古代の植物の蓄積物から生成された植物性の油だから安心 」という売り文句を見かけますが、これは誤解を招く表現です。

例え植物性であったとしても、地中深くから掘り出される石油には、たくさんの不純物が含まれています。

そして、この不純物の中には人体に有害なものもあるんです。

例えば、石油の沈殿物である多環芳香族炭化水素は、発がん性があることで知られています。

このため、アメリカ合衆国保健福祉省が出している『Report on Carcinogens』(発がん性物質のレポート)では、未精製、または軽く精製されたミネラルオイルは、人体への発がん性が認められるとしています。

ここでいうがんとは、主に皮膚がんのことですね。

ただ、繰り返しになりますが、高純度に精製されたミネラルオイルには、今のところ人体への害は認められていませんので、使うか使わないかは自己判断になると思います。

ミネラルオイルで黒皮症になるの?

現在販売されているミネラルオイル、ミネラルオイル入りの化粧品、白色ワセリンなどの使用で、黒皮症になることはありません。

黒皮症とは、肌に合わない化粧品などで、色素沈着が出来てしまう皮膚トラブルです。

昔ミネラルオイルの精製技術が今のように高度でなかったころ、ミネラルオイルに残留した不純物によって肌が刺激され、黒皮症になる人がいました。

1970年代ごろまでの話ですので、今は心配ありません。

ミネラルオイルのメリット

ミネラルオイル
Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

それでは、ミネラルオイルのメリットから見ていきましょう。

ミネラルオイルには以下のようなメリットがあります。

  • 保湿力が高い
  • 肌に浸透しない
  • 吸着性が強く、落ちずらい
  • よく伸びる
  • 低刺激
  • アレルギーが出にくい
  • 植物油より安い

ミネラルオイルは、その構造から肌の角質層以下には浸透しませんので、肌の上で幕を張る感じになります。

このため、スキンケアに使うと保湿力が高くなり、化粧品に使用すると長時間取れないという効果を生み出します。

また、口紅などの伸びをよくするためにも効果的です。

さらに、ワセリンが傷口の保護用軟膏として処方されることからも分かるように、肌刺激が低く、アレルギーを起こす人が少ないことでも知られています。

そして、ミネラルオイルは植物油やビーワックス(蜜蝋)に比べると安価であるため、化粧品やパーソナルケア用品を低価格で提供するためにも重宝されています。

ミネラルオイルのデメリット

次に、ミネラルオイルを使う際のデメリットを見ていきましょう。

ミネラルオイルには以下のようなデメリットがあります。

  • クレンジングで落としきれないことがある
  • 毛穴が詰まる
  • 肌なじみが悪い
  • 発汗の妨げになる可能性
  • 栄養分がない
  • 潤いを与えてくれるわけではない
  • 長期的な使用に不安が残る

ミネラルオイルは肌に密着しますので、クレンジングでもキレイに落としきれないことがあり、毛穴詰まりの原因になります。

また、皮脂との相性が悪いため肌になじまず、スキンケアに入っている美容成分などが浸透する妨げになったり、発汗の妨げになる可能性もあります。

そして、ミネラルオイルは、その言葉の響きに反して栄養分は一切入っていませんので、スキンケアによる肌修復のチャンスを逃すことになります。

さらに、皮膚の上に膜を張るので、外部乾燥からは肌を守ってくれますが、肌自体に潤いを与えてくれるわけではないので、見た目は潤っているように見えても、インナードライになっている危険性もあります。

もちろん、長期的な使用による皮膚の健康への影響も気になりますよね!

確かに植物油や天然の成分が使われている製品は高めだけど、ビタミンやミネラルを含んでいる分、長期的に使用したときに、美容効果に差が出てきそうだよね。

ミネラルオイルの避け方

DIY化粧品を作る時などは、ミネラルオイルやワセリンを使わないようにすればいいわけですが、既製品に含まれるミネラルオイルを避けるためには、どうしたらよいのでしょうか?

ミネラルオイルやワセリンは、成分表示に次のような名前で載っていますので、ぜひチェックして避けてください。

  • パラフィン(Parrafin)
  • 流動パラフィン(Paraffinum Liquidum)
  • ワセリン(Petroleum/Petroleum jelly)
  • 白色ワセリン(White Petrolatum)

また、最近は「鉱物油不使用」「鉱物油無添加」と書かれている商品もありますので、そういった表示にも合わせて注目してみてくださいね!

ミネラルオイルの代用品

キャスターオイル
出典:iherb.com

ミネラルオイルやワセリンは用途が多い分、代用品も気になるところですよね。

DIY化粧品を作る時など、私は次のような製品で代用しています!

  • キャスターオイル(ひまし油)
  • ホホバオイル
  • ココナッツオイル
  • アーモンドオイル
  • オリーブオイル
  • ローズヒップオイル
  • ビーワックス(蜜蝋)
  • シアバター
  • ココアバター

私の最近のお気に入りは、キャスターオイルを使ったリップグロスのDIYです!!

すごい気に入っているので、レシピを紹介しますね。

キャスターオイルは、元々かなりドロッとしたリップグロスのようなテクスチャーで、クレオパトラも使っていたらしいですよ^^

DIYリップグロス

材料から紹介します。

  • 空のリップグロス容器 1個
  • キャスターオイル 使用する容器に入る量(私が使ってるのはこのメーカー
  • シアバター ほんの少量(ひとつまみぐらい)
  • ミネラルパウダー(手持ちのチークやアイシャドウでOK)
  • エッセンシャルオイル 1~2滴

作り方は・・・すべての材料をよく混ぜて、容器に詰めたら完成です!!(これ以上簡単なDIYあるのか!?)

ポイントは、以下の通りです。

  • キャスターオイルやシアバターが硬くてうまく混ざらない時は、少し温めてください
  • エッセンシャルオイルは、ミント系やシトラス系が人気ですが、ラベンダーもおすすめです
  • 唇は皮膚が薄く敏感なので、エッセンシャルオイルの量には気を付けてください。パッチテストしてからの使用がおすすめ!

まとめ

ミネラルオイルやワセリンは、たまに使う分には害はなさそうですが、栄養分もないですし、すすんで使いたいものではないかもしれませんね。

私的には、長期的に使用した場合に、「肌老化の原因になるかも」という不安もあるので、出来るだけ避けています。

ぜひ、代用品を活用したDIYも楽しんでくださいね!

参照

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