もうすぐクリスマスですね。ワクワク( *´艸`)

グルテンフリーのオートミールはあるの?買うときの注意点は?

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オートミールはアメリカの朝食の定番ですが、日本でも食べる人が増えてきていますよね。食物繊維をたっぷり含むため、健康や美容にもよいと評判です。

しかも、オートミールは海外セレブや有名人の間でも注目されている「グルテンフリー食品」!

ところが、よくよく調べてみると「オートミールはグルテンフリーではない」とする記事もたくさん出てきます。

一体どちらが本当なのでしょうか?

グルテンフリー商品の見分け方も、一緒に解説していきます!

オートミールはグルテンフリーなの?

オートミールの原料であるオート麦自体は、グルテンフリーです。グルテンとは、植物性のタンパク質ですが、基本的に以下の4つの食物にしか含まれていません。

  • 小麦
  • 大麦
  • ライ麦
  • ライ小麦(Triticale:小麦とライ麦を掛け合わせたもの)

ですので、お米や蕎麦、オート麦には、グルテンは含まれていません。

しかし、実は、このオート麦が「オートミール」として加工され販売される頃には、グルテンが混入している可能性があります!

オートミールにグルテンが混入する理由

オートミールとは、オーツ麦を砕いたり、切ったり、潰したりして、食べやすいように加工したもの、もしくはそれを料理したもののことを言います。

一般的には、水や牛乳で煮て、甘味料などを混ぜて食べます。洋風の甘いおかゆ、といったところでしょうか。

このオートミールに、グルテンが混入するタイミングと理由は、以下の3つになります。

栽培・収穫時

オート麦は、ほとんどと言っていいほど、小麦、大麦、ライ麦、ライ小麦などの近くで、栽培されています。そのため、風向きや天候、または共通の用水路の使用などを通して、グルテン汚染が起こります。

また、収穫後も、特にグルテンを取り除く作業などは行われません。

加工中

オート麦は、グルテンを含む植物を加工しているのと同じ工場で加工され、全く同じ機械で処理されること少なくありません。

そして、小麦などが加工される場合、通常粉砕され、小麦粉などのとても小さな粒子の製品になります。

このため、別の機械で処理したり、清掃を徹底していたとしても、グルテン汚染を100%防ぐことは不可能なのです。

箱詰め中

オート麦は、各種食べやすい大きさや厚さに加工されたあと、箱や袋に詰められ、「オートミール」が誕生します。

このパッケージングの過程で、ドライフルーツ、ナッツ、シナモンなどのスパイス、甘味料、香料、各種添加物などが足されることがあります。

これらの追加材料は、ほかの工場で加工されたものが運ばれてきますので、すでにグルテンが混入している可能性があります。

オートミールには、絶対グルテンが入ってる感じだね(汗)

確かに!でも、「グルテンフリー」と書いてある商品もあるよね・・・?

「グルテンフリー」表示があれば大丈夫?

現実的な話からすると、基本的には大丈夫です。

美容や健康のために、グルテンフリーをしている人はもちろんのこと、グルテンに敏感な人(多少のグルテン不耐)でも、「グルテンフリー」の表示がある商品を選べば、オートミールを楽しむことが出来ると言われています。

しかし、セリアック病(グルテンによって引き起こる自己免疫疾患)の人は、注意しましょう。

なぜなら、同じブランドであったとしても、栽培・収穫時の環境などによっては、いつもより多くのグルテンを含むことも十分ありえるからです。

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、「グルテンフリー」と表記のあるオートミールは、セリアック病の人が口にしても、問題ないとしています。ただし、医師との相談が推奨されていることに、かわりはありません。

まれに、グルテンではなく、オート麦自体にアレルギーがある人もいます。「グルテンフリー」の商品であっても、体調の変化に気づいたときは、食べるのを止め、医師に相談した方がよいでしょう。

グルテンフリー表示の基準

日本では、商品に「グルテンフリー」と記載する際の、基準やルールは定められていません。

しかし、日本で売られているオートミールの多くはアメリカ製ですので、アメリカの表示基準を紹介します。

FDAの基準では、グルテンの含有量が「20ppm(パーツ・パー・ミリオン)未満」の商品に限り、「グルテンフリー」の表記が許されています。これは、1kgあたり、グルテン20mgになります。

ところが、実は、この表示はFDAが認定するわけではなく、自己申告制です。つまり、FDAは、特定の商品が本当にグルテンフリーかどうかを調査したりはしていませんし、製造元も、嘘の表記を絶対にしないとは限りません。

「グルテンフリー」マークを探そう

うちにあった「ひよこ豆のパスタ」に付いていたグルテンフリー認定マーク(左)。

FDAの基準はとてもあいまいです。

そのため、確実に「グルテンフリー」であることが証明されている商品を購入したい場合には、民間のグルテンフリー認定団体に、認定を受けている商品を探しましょう。

これらの団体では、認定の際に実際の商品をラボに送って検査しています。さらに、抜き打ち検査なども取り入れているため、認定更新も簡単ではありません。

アメリカで最も有名なグルテンフリー認定団体は、次の4つです。認定商品だけに付く、認定マークと一緒に紹介していきます。

Gluten-Free Certification Organization (GFCO)

アメリカの食品を買うことがある人は、見たことがある人も多いと思います。おそらく、アメリカで一番有名な、グルテンフリー認定マークです。

公式サイト

National Sanitation Foundation International (NSF)

1944年に設立された、歴史のある食品検査会社による、グルテンフリー認定プログラムです。

公式サイト

Gluten-Free Food Program (GFFP)

アメリカやカナダのセリアック病協会に支持されている、グルテンフリー認定プログラムです。

公式サイト

Gluten-Free Certification Program (GFCP)

Allergen Control Group(アレルゲンコントロールグループ)とCanadian Celiac Association(カナダ・セリアック病協会)が始めたグルテンフリー認定の団体です。認定マークには、このプログラムをアメリカで導入した「BEYOND CELIAC(ビヨンドセリアック)」の名前が入っています。

公式サイト

まとめ

いかがだったでしょうか。ちょっと複雑ですよね!

一言でまとめると、「オート麦自体にはグルテンは含まれていないものの、オートミールとして食卓に届くまでに、グルテンが混入してしまう」ということです。

より完璧にグルテンを避けたいなら、GFCOなどの認定を受けたオートミールを買うのが一番安心ですね。個人的には、GFCOの認定マークはシンプルで目立つので、見つけやすくていいなって、いつも思ってます。

認定マークを確認し、アレルギー表示をしっかり読んで、グルテンフリーのお買い物をしていきましょう!

参照

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