アメリカにはゲイが多いの?LGBTの人口を調べてみた

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こんにちは、Satoriです。

アメリカって、LGBTの人口が多いイメージがありますよね。

私もロサンゼルス周辺に住み始めて、15年ほどになるのですが、結構LGBTの方には出会っています。

近しい友達にも、ゲイやレズビアンの人がいますし、歴代の職場にも、大体いました。

そこで今日は、アメリカのLGBT人口について、調べてみました。

アメリカのLGBT人口

それでは早速、アメリカにおけるLGBTの人口から見ていきましょう。

米国のリサーチ会社GALLUP(ギャラップ)が2017年に発表した、最新のデータによれば、 アメリカ人のうち、自分は「レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、またはトランスジェンダー(LGBT)である」と答えた人の割合は、全人口の4.5%でした。

この数値は、2012年の3.5%から、じわじわと増え続けています。

また、2017年の調査で、自分がLGBTであると答えたのは、男性で3.9%、女性で5.1%でした。

さらに、人種ごとの割合は、ヒスパニック(ラテンアメリカ人)で6.1%と一番高く、次が黒人の5.0%、アジア人は4.9%で、一番低い白人では4.0%との結果でした。

この人種間での順番も、2012年からほとんど変わっていません。

LGBT人口が多い州ランキング

次に、LGBTの多い州を見ていきましょう。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)がまとめた、2015年から2017年までのデータによれば、LGBT人口の多い州TOP10は、以下のようになっています。

  1. ワシントンDC – 9.8%
  2. オレゴン – 5.6%
  3. ネバダ – 5.5%
  4. マサチューセッツ – 5.4%
  5. カリフォルニア – 5.3%
  6. ワシントン – 5.2%
  7. バーモント – 5.2%
  8. ニューヨーク – 5.1%
  9. メイン – 4.9%
  10. ニューハンプシャー – 4.7%

ちなみに、11位はハワイ州(4.6%)でした。

ワシントンDCの9.8%は多いですよね。人口の約1割は、LGBTと言うことになります。

30人のクラスであれば、クラスメイトの3人はLGBTであっても、おかしくはないという計算です。

LGBT人口は思っているよりは少ない

「国民の4.5%ががLGBTである」と聞くと、おそらく、ほとんどのアメリカ人は、「いや、そんなに少ないはずがない!」と思うでしょう。

実際に、GALLOPが「アメリカ人の何%がLGBTだと思うか」という質問をしたところ、答えの平均は「人口の23.6%がLGBT」という結果でした(2019年)

つまり、アメリカ人が「肌で感じている」LGBTの人口は、全体の2割を超えている、ということになります。

統計と感覚に誤差が出る理由

それではなぜ、統計と感覚に、これほどの差が生じてしまうのでしょうか?

まず、LGBT人口の正確な統計を取るのは、とても難しいと言われています。

なぜなら、「LGBT かもしれない」という感覚の人は、普通、アンケートなどで性別をLGBT にすることはないからです。

ですので、「実際のLGBT人口は、統計の数値よりは多い可能性が高い」と言えるでしょう。

また、メディアの影響も大きいと思います。

近年、アメリカのテレビドラマなどでは、主要キャラクターの、少なくとも1人はLGBTの場合が多いです。また、 LGBTのキャラクターは、重要な役どころであったり、印象深いキャラクターであることも多いです。

このため、実際には、自分自身の周りにLGBTがいない人でも、「グループ内や職場で、LGBTが複数人いるのは当たり前」という、感覚になっている人も多いと思います。

日本でも、オネエタレントやLGBTのYoutuberさんたちは、「インフルエンサー」として注目を浴びていると思います。アメリカのLGBTコミュニティーも、実際の数以上に、世間一般に与える影響力があるのではないかと、考えられています。

日常生活でLGBTに出会うことはあるの?

さて、ここからは、私の個人的な経験をお話したいと思います。ロサンゼルス周辺に住んで約15年になる中で、見てきたアメリカのLGBT事情です。

まず、前置きですが、LGBTのB(バイセクシャル)とT(トランスジェンダー)は、見た目では中々区別がつきませんので、主にLとGについてお話します。もちろん、LやGだと思っていた人たちが、実はBやTだった可能性もあるとは思いますが、そのあたりはご了承ください。

あと、私はゲイバーやゲイタウン、LGBTが集まるイベントなどには、ほぼ行ったことがありません。

早速ですが、10年以上前、私がまだ大学生だった頃、ゲイやレズビアンの人と、一緒のクラスになることは、よくありました。

ゲイの男の子と、「短編コマーシャルを撮る」というグループ学習で一緒になったこともありますし、ほかのクラスで、レズビアンの女の子と一緒のチームになったこともあります。

キャンパスで手をつないで歩いているレズビアンのカップルもいましたし、カフェテリアでワイワイしているゲイのグループを見かけることも、日常茶飯事でした。

つまり、私の学生時代、LGBTは「日常の風景の一部」でした。

実際には、見た目でゲイやレズビアンと分からない人も多いですので、自分が認識していた以上に、出会っていたのではないかと思います。

今現在、近しい友達にも、ゲイやレズビアンの夫婦が2組ほどいます。レズビアンカップルの方は、最近、子供が生まれ、子育てに忙しそうです。

また、よく一緒に遊ぶ、旦那さんの親友の1人もゲイですし、義妹の親友にもゲイの子がいます。

私がいつも行く郵便局で、仲のいい郵便局員のおじさんがいるのですが、彼もゲイです。

さらに、知り合いではありませんが、デパートの化粧品売り場や、女性服の売り場で働いている男性も、ゲイであることが多いです。

あと、街で見かけて、日本人女性が「イケメン!」「オシャレ!」と思う男性は、かなりの高確率でゲイです。

日本人の好きな、華奢な細マッチョの美少年で、キレイ目の服装をしている人は、ゲイのことが多いです。

と、こんな感じです。

考えてみると、圧倒的に、レズビアンよりゲイに出会っていますので、レズビアン人口の方が多いというのは、ちょっとビックリしました。

おそらく、自分が、気づいていなかっただけで、実はたくさん出会っていたんでしょうけどね。

アジア人はゲイと間違えられやすい?

これは、女性にはあまりないことかもしれませんが、アメリカ人の男性は、ゲイっぽく見えないように、気を付けている人も多いです。

特に、華奢で小柄なアジア人は、ゲイに間違えられやすいです。

そのため、ジムやクラブなどで、ゲイの人に声をかけられないようにするために、服装を工夫する人もいます。

例えば、パステル系の洋服は避けたり、髪は短髪にするなどです。

また、ゲイの人はオシャレな人が多いですので、変な話ですが、オシャレになりすぎないようにしたりします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

アメリカのLGBTの人口は、アメリカ人が思っているよりは、少ないみたいですね。

ただ、テレビやYoutubeなどのメディア以外でも、LGBTはかなりの確率で、「アメリカの日常風景の一部」になっていると思います。

そして、その傾向は、どんどん強くなってきています。

以上、ロサンゼルスからでした!

参照

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