アメリカのローヴィーガンブームが残してくれたもの

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こんにちは、Satoriです😊

ローフードといえば、アメリカ西海岸を思い浮かべる人も、多いのではないでしょうか?

実は私も、西海岸に住んでいますので、2000年代後半~2010年代前半までは、どっぷりローフードブームにハマっていました。

いつか、100%ローヴィーガン食に移行出来る日を夢見て、毎日頑張っていたんですよね!

しかし、いつしかブームは過ぎ去り、今では「私は〇〇%ロー」なんていう、ローフーディスト同士の会話も、すっかり聞かなくなってしまいました。

そこで今日は、アメリカ西海岸の、ローヴィーガンブームの歴史と影響について、簡単にお話ししたいと思います。

ローヴィーガンとは

ローヴィーガンとは、ヴィーガン(完全菜食主義者)の中でも、生(ロー・raw)の野菜や果物、ナッツ類など、のみを食べる人のことを指します。

生の野菜や果物といっても、超低温加熱(40~48度ぐらいまで)は許されていますので、ディハイドレーター(低温で食品の水分を乾燥させる調理器具)などを使った、かなり凝った料理を作る人もいます。

必ずしも、サラダやスムージーだけを、食べているわけではないんですよね!

ローケーキ
(誕生日に義妹が作ってくれた、ローケーキ。ナッツとデーツのクラスト、ココナッツクリーム、トッピングのフルーツ。)

ローフードブーム

アメリカ(主に西海岸)のローフードブームは、今まで3回ありました。

  • 第一次ブーム:1920~1940年代
  • 第二次ブーム:1970~1980年代
  • 第三次ブーム:1998年ごろ~2012-2013年ごろ

第一次ブームは、学会で生の野菜や果物の、健康へのベネフィットが、発表されたことをきっかけに起こりました。

第二次ブームは、西海岸のヒッピー文化とともに、広がりました。

そして、第三次ブームは、生活習慣病の増加などを背景にした、健康ブームの1つとして、巻き起こりました。

第二次ブームまでのローフード

「ローフードが、今まで3回も流行っていたなんて!」と、驚いた人も、多いのではないでしょうか。

第二次ブームでは、「ローフード」という概念が、健康志向の人の間ではかなり広まったものの、まだ一般的にはなりませんでした。

なぜなら、当時は、インターネットがありませんでしたので、本当に興味があったとしても、中々情報を得ることが出来なかったからです。

当時ローフーディストを志していた人たちは、ローフード関連の本の著者に手紙を書いて、返事を待っていたそうです。

たしかに、情報が足りない状態では、本格的なローフーディストになることは、難しいですよね。

第三次ブーム

1990年代後半から始まった、ローフード第三次ブームは、それまでの2回とは、まったく違う、巨大な流行になりました。

その理由は、インターネットの普及と、国民の健康への関心がこれまで以上に、高まっていたからだと考えられています。

第三次ブームでは、以下のようなことが起こりました。

  • 「ローフード」というコンセプトが、一般的に普及
  • 全国にローフードのレストランが急増
  • オーガニックスーパーが急増
  • 「スーパーフード」という言葉が誕生
  • 「スーパーハーブ」という言葉が誕生
  • セレブや著名人にもローフードを食べる人が登場
  • グリーンスムージーが、一般的に普及
  • ローフードの知識で人気を博す医師や専門家が急増
  • ローフードが普通のワイドショーやニュースに頻繁に登場
  • ローフードが「オシャレ」なものとして流行

第三次ブームでは、ローフードを食べる人口が一気に増え、それと同時に市場も拡大しました。

ローフード、スーパーフード、スーパーハーブ、ローサプリメントなどで、お金を儲けようとするビジネスも、数えきれないぐらい出てきました。

また、「ローフーディスト」という肩書で活躍する、Youtuberやブロガーさんなども、たくさん出てきました。

かつてローフードは、病気療養中の人、健康志向の人、ヒッピーの人などが食べる、とてもニッチな食事のスタイルでした。

しかし、第三次ブーム以来、誰もが一度は耳にしたことのある、身近なものになりました。

第三次ブームが残したもの

第三次ブームは、終わりました。

私の体感でも、2012年ごろを境に、ローフードという言葉自体を聞く頻度が、かなり低くなったのを覚えています。

ただ、このブームの終わりは、「100%ロー(フルタイムで3食「生食生活」をすること)」を目指すようなムーブメントが終わっただけで、ローフード自体は残りました。

そうなんです、ローフードは生き残ったんです!

第三次ローフードブームは、以下のような形で、今も残っています。

  • デトックスとしてのローフード
  • ダイエットとしてのローフード
  • 療養食としてのローフード
  • グリーンスムージー文化
  • スーパーフード
  • スーパーハーブ

このリストを、一言でまとめると、「短期的にローフードを食べる習慣が残った」ということです。

ローヴィーガン食は、とても健康や美容に良いにも関わらず、長期的に続けるには、難点の多い食事法として知られています。

必要なカロリーや栄養分を摂取するためには、かなり綿密なミールプランが必要になってきます。

また、熱帯地域にでも住んでいない限り、冬場のローフードはかなり辛いですし、現実味にかけますよね。

ですが、短期的なローフードは、誰でも簡単に出来ます。そして、現代食で疲弊し、鈍りきった体を、リセットするのに、とても有効的な食事といえます。

そして、この、短期的にローフードを食べる習慣は、ジュースファスティング、スムージーデトックス、ローフードダイエットなどとして、2020年代にも残っていく流れになりました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

アメリカのローフードブームは、全部で3回ありました。

その中でも、第三次ブームの影響は大きく、これからも、要所要所で短期的なローヴィーガン食を取り入れていく流行は続いていきそうです。

ブームの中でも、本当に大切な部分だけが、習慣として残った感じで、うれしい限りです。

でも、逆に一度習慣になってしまうと、「流行り感」や「オシャレ感」が薄れて、忘れてしまう人も多いですよね。

健康と美容のためにも、出来るだけローフードを、毎日の食事に取り入れていきたいものです!

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