フレキシタリアンって何?増加し続けるアメリカの「ゆるベジ」人口の謎

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こんにちは、Satoriです。

日本にも、ゆるくベジタリアン食に取り組む「ゆるベジ」という言葉がありますが、アメリカにも「フレキシタリアン」という言葉があります。

「聞いたことある!」という人も多いのではないでしょうか。

実は、アメリカでは、このフレキシタリアン人口が、増え続けていると言われています。

なぜ、数ある食事のスタイルの中で、フレキシタリアンが注目されるのでしょうか?

今回のブログでは、フレキシタリアンについて、お話ししたいと思います。

フレキシタリアンとは

フレキシタリアンは、英語でFlexitarianと書きます。

これは、「柔軟な」という意味のFlexible(フレキシブル)と、Vegetarian(ベジタリアン)を、かけ合わせた言葉です。

Flexible + Vegetarian = Flexitarian

この言葉が最初に登場したのは、1990年代だと言われています。

2003年に、American Dialect Society (アメリカ方言学会) が選ぶ「今年の言葉」の、「Most Useful(最も便利)」部門の大賞に選ばれ、注目を浴びました。

フレキシタリアンの食事

フレキシタリアンは、その言葉の通り、「柔軟な菜食」です。

何が「柔軟」かというと、フレキシタリアン食では、肉を完全にやめる必要は、ありません。

あくまでも、「肉を食べる量を減らす」ことが目的ですので、肉は食べても大丈夫なんです!

ベースとなる食事は菜食ですが、時と場合によっては肉も食べるという、まさにゆるーいベジタリアン、「ゆるベジ」なライフスタイルです。

フレキシタリアンはベジタリアン?

フレキシタリアンは、 便宜上、「肉も柔軟に取り入れるベジタリアン」と説明されることが多いです。

ただし、厳密には、肉を食べますので、ベジタリアンではありません。

そうなんです。

肉を食べる人は、その量や頻度に関わらず、ベジタリアンには分類されませんので、フレキシタリアンは、ベジタリアンではありません。

それはもう、普通の人なんじゃ・・・

フレキシタリアンは、肉も魚も食べる雑食ですので、「健康に気を使って、肉を少なめに食べている普通の人」 と、言い換えることも出来るでしょう。

特に日本では、もともと肉より魚や野菜を好んで食べる人も多いですので、「日本人の大半はフレキシタリアン」といっても、大げさではないかもしれません。

ただ、アメリカの場合、完全なる肉食文化ですので、「肉を抜く」というコンセプト自体に、斬新さを感じる人も多いんです。

極端な話、アメリカでは、食べられる肉を食べないのは、普通の人ではないんです。

アメリカのフレキシタリアン人口

イギリスの世論調査会社OnePoll(ワンポール)が、アメリカ人2000人を対象にして行った調査では、全体の59%が、「1日に1度は、プラントベース(ベジタリアン)の食事をしている」と、答えたそうです。

この調査結果を受け、FOXニュース(フォックス)は、「アメリカ人の約3人に1人はフレキシタリアン」という風に伝えています。

また、同じ調査では、全体の37%が、この5年で「肉を食べる量を減らした」と答えているそうです。

アメリカ人がフレキシタリアンになる理由

アメリカ人が、ベジタリアンやヴィーガンになる理由は、動物愛護、環境保護、健康改善、宗教など、さまざまです。

一方、アメリカ人がフレキシタリアンになる主な理由は、「我慢せずに健康に良いことをしたい」ということのようです。

実際に、フレキシタリアンは、テレビのワイドショーなどでも、「ステーキを諦めずに、ベジタリアンのダイエット効果が得られる食事法」「ベジタリアンと肉食のいいとこどりダイエット」などと、紹介されることも多いです。

フレキシタリアンは健康的なの?

現代人の体は、肉の食べ過ぎによって酸化し、消化器官も疲弊しています。

このため、食卓に上る肉を減らし、その分野菜を増やせば、腸内環境が改善し、代謝も上がるため、健康的だといえるでしょう。

しかし、フレキシタリアン食の効果を最大限に引き出すには、加工食品や添加物、白砂糖なども避ける、クリーンな食事が欠かせないでしょう。

ダイエット効果はあるの?

腸内環境が正常化され、代謝が上がれば、太りにくい体になるのは、間違いないでしょう。

ただ、フレキシタリアンの食事は人によって大きく異なるため、ダイエット効果を判断するのは難しいといえます。

同じフレキシタリアンでも、肉を減らした分、スイーツやベジタリアンジャンクフードで空腹を満たすような食べ方では、ダイエット効果は得られないでしょう。

「肉OK」ルールの乱用

元々フレキシタリアンは、ベジタリアン食がベースで、「状況によっては肉を食べてもOK」という、食事法です。

しかし、フレキシタリアンという言葉が有名になるにつれ、最近では、少し食べる肉の量を減らすだけでも、「フレキシタリアン」とされることもあります。

確かに、フレキシタリアン食では、肉を食べる量や頻度に、制限はありません。

ただ、フレキシタリアンの「肉OK」ルールを乱用してしまうと、菜食に期待しているような健康や美容効果は、何も得られなくなってしまうでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

完全に肉が食べられなくなってしまうと、何かと不便なことも多いですので、フレキシタリアンが人気になる理由が分かりますよね。

「ベジタリアンになりたいけど、いまいち勇気が出ない」「覚悟が出来ない」という人の、肩を押してくれる食事法ではないでしょうか?

ただ、フレキシタリアンの基本を忘れて、肉を食べ過ぎてしまうと、意味がありませんので、注意が必要ですね!

やはり、「肉食」と「菜食」のいいとこどりなんて、甘い話はなさそうです(笑)。

今回のブログが、参考になれば、うれしいです!

参照

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