先週のメルマガ発行の後、読者のめぐみさんから
こんな質問を頂きました。

 

「Satoriさん、初めまして。
いつも楽しく読ませていただいています。
スティーブ・ジョブズがヴィーガンだったなんて知りませんでした。

―中略―

ところで、どうして健康に気を使っていたはずの
ジョブズさんは、こんなにも若く逝ってしまったのでしょうか?」

 

めぐみさん、メールありがとうございました!
とても、良い質問ですね。

実は、この件について
ヴィーガンコミュニティーでは
彼の死の直後から色んな憶測が飛び交い、
一時期はかなりのホットトッピックになっていました。

ビル・クリントンやアル・ゴアなどの
大物政治家まで魅了しているヴィーガン食ですが、
本当に健康に良いんだろうか・・・?
こんな疑問を持った人も沢山出てきた訳です。

実際のところはどうなんでしょうか?
ちょっと、込み入った内容ですが
出来るだけ分かりやすいようにまとめてみました。

 

【スティーブ・ジョブズの死因】

ジョブズは2003の10月に膵臓がんの診断を受けました。

膵臓がんは、数あるがんの中でも特に「激しい」性質を持っていて、
アメリカがん協会によれば、膵臓がん患者の
1年目の生存率は20%、5年目の生存率はわずか6%です。
ほぼ「不治の病」だとの考えが広まっています。

膵臓がんにも2種類あり、ジョブズが患っていたのは
早期発見の場合、手術で治せる可能性も高いと言われる
稀なタイプの膵臓がんでした。

しかし、元々手術や現代の西洋医学に抵抗のあった
ジョブズは、9ヶ月間にわたり手術を拒否し、
食事療法、断食、スピリチュアルトレーニングなどで
ガンを自然治癒しようとしたそうです。

最終的には2004年の7月にがん細胞摘出手術を受けたんですが、
この時にはがんが肝臓にも広がっていたため、
結果的には肝臓と小腸の一部と胆嚢も完全に取り除く
大手術になりました。

2009年の4月には肝臓の臓器移植を受けていますが、
この理由は公開されていません。
「がんが肝臓に転移していたから」という考えが有力です。

最終的にはがんの再発などによる健康の悪化で
2011年の10月5日に亡くなりました。
最終的な死因は肺機能停止です。

 

【ジョン・マクドガル医師の考え】

北カリフォルニアに本拠地を置くマクドガル医師は、
ヴィーガン食を用いた健康改善プログラムで有名で、
肥満改善にも力を入れているお医者さんです。

私も彼の本を読んだことがありますが、
ヴィーガンこそが理想的な食事であるという
強い考えを持っている先生です。

(マクドガル医師についてもっと知りたい人は、
このサイトに詳しく日本語で書いてあります。)

スティーブ・ジョブズは、
がん発見後すぐに手術をしなかったことで、
亡くなった後も各方面から「バッシング」
ともいえる批判を受けています。
本人も、それを死ぬまで後悔していたんだとか。

でも、マクドガル医師によれば、
彼は出来ることはすべてやっていたので、
後悔をする必要は全くなかったとのこと。

 

【がんが出来たのは24歳の時】

ジョブズががん宣告を受けたのは彼が48歳の時ですが、
マクドガル医師は、ジョブズのがんの拡大速度を計算し、
そこから逆算して、最初のがん細胞が出来たのが
ジョブズが24歳の時、がんが他の臓器に広がり始めたのが
27歳の時だと推測しています。

がん発症のキッカケとしては、
ジョブズが若いころにシリコンバレーで働いていた時、
多量の発がん性物質を浴びたことが
引き金になった可能性が高いとしています。

2011年に出版された本『スティーブ・ジョブズ』の中には、
彼の健康に関するヒントも沢山書かれているんですが、
この中にジョブズが運転中に腎結石になり、
そのまま病院に駆け込んだというエピソードがあります。

ジョブズは、がん発覚の5年ほど前から腹痛や腰痛に
悩まされていたそうですが、それも腎臓と尿管の不調からくる
腎結石関連の痛みだと言われていたそうです。

しかし、マクドガル医師は、これはジョブズを診た医師の誤診で、
これらの症状は膵臓がんの症状であるとしています。

そもそもジョブズが、がん発見につながった
2003年のCTスキャンを受けることにしたのも、
そろそろもう一度腎臓と尿道をチェックした方が良いと
彼の泌尿器科の先生に言われたからだそうです。

CTスキャンの結果はというと、患っているはずの
腎臓には全く問題がないけれど、
膵臓に小さな影があるというものでした。

 

【マクドガル医師の結論】

マクドガル医師は、スティーブ・ジョブズが
膵臓がん宣告後8年間も生きられたことや、
がんの進行スピードを抑えられたのは、
彼の動物性食品を食べない食生活が
大きく関係していると考えています。

そして、ジョブズと同じ時期にシリコンバレーで
一緒に働き、不健康な食事をしてきた人たちが
がんにかからず、ジョブズだけががんになった
理由としては、ジョブズが元々持っていた
体質や遺伝との組み合わせだと言っています。

 

【他の人の考え】

スティーブ・ジョブズの死については、
マクドガル医師ほど丁寧に分析している人は
見つけるのが難しいかも知れませんが、
ネットを見ていると様々な意見がありました。

特に目立ったのは、ジョブズのフルータリアン寄りの
ヴィーガン食が原因とする意見です。
ジョブズは、ヴィーガンの中でも
フルーツだけを食べるフルータリアン食が
昔から好きで、果物やジュースを毎日
大量に摂っていたということです。

フルーツ中のフルクトースががんの進行を早め、
健康全体が損なわれる原因になったのでは?
と考える人も結構いるようです。

また、彼がジャンクフードヴィーガンだっという
噂もありますが、先週紹介したジョブズが
参考にしている健康についての本を見ても、
彼がヴィーガンの加工品を好んで
食べるタイプだったとは考え辛い気がします。

とはいえ、真実は彼と彼の家族しか知りません。

それから、ジョブズの熱中し過ぎる性格が
寿命を縮めた原因だと言う人もいます。
彼は、極限まで自分を追いつめて仕事をする
タイプだったようですね。

がんにならなければ、過労死で死んでいただろう
という人もいるぐらいです。

 

【思うこと】

ヴィーガン食の良し悪しより、まず最初に私が思うことは、
スティーブ・ジョブズは良くやった!ということです。
自分の心と体を信じて、一番良いと思う
治療方法を選んだんですから。

膵臓がんのホーリスティック治療の権威である
ニコラス・ゴンザレス医師の話を聞いたことがあります。

彼のプログラムでは、膵臓がん発症から
30年も健康に生きている患者もいるといい、
このフィールドではとても有名な先生です。

彼によれば、著名人やセレブリティの治療は
とても大変だと言います。

彼のところに有名人が相談に来ることは良くあっても、
結局は家族や所属事務所等のプレッシャーに負けて
ホーリスティック治療を選ぶことが出来ない人が
今までに沢山いたと言います。

そして、膵臓がん患者が手術や放射線治療など
「普通」の手当てを受けて亡くなったら、
主治医は最善を尽くしたと称えられますが、
ホーリスティック治療の場合、
例え「余命」以上生き延びたとしても
「普通の治療をしなかったからだ」
「手術をしなかったから死んだんだ!」と
何十年経っても言われるそうです。

こういうことを考えると、世界的な企業のトップが
9ヶ月も手術をしないなんてことは本当に異例の話で、
ものすごいプレッシャーがあったと思います。

こんな中で、自分の信じる治療をしていったジョブズは
本当に尊敬で出来る人だと思います。

私はマクドガル医師の様に、
全ての人に100%ヴィーガンが理想的だとは思っていませんが、
スティーブ・ジョブズががんで亡くなったから
ヴィーガン食は「意味がない」「効果がない」
という極端な意見にも全く賛成できません。

健康っていうのは「白か黒か」っていう
ハッキリしたものではないと思います。
ヴィーガン食でがんを予防したり、
がんから回復した人だって山ほどいるんだし。

私も健康な生活を心がけていますが、
将来がんになる可能性だってあります。
でも、健康な生活を目指すのを
止めるつもりはありません。後悔したくないので。

食事や運動だけで、体や心の全てが
コントロール出来るとも思っていません。
誰にも理解出来ないことだって、
私たちの体には起こりうると思います。

それではまた次回☆

 

LOTS OF LOVE,
SATORI X

 


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